分析部門

土壌汚染状況調査

フェーズT(資料等調査)・・・土地利用実態調査(有害物質使用特定施設等)
フェーズU(概況調査) ・・・・土壌ガス調査で汚染源を、また表層土調査で汚染の
               有無を調べます。
フェーズV(詳細調査) ・・・・ ボーリング調査、汚染の分布・濃度、地下水調査
               を行います。

平成22年4月の改正で3,000u以上の土地の形質変更をおこなう場合、土壌汚染のおそれがあると都道府県知事が認めるときは土壌汚染調査が義務付けられるようになりました。
土地の形質変更とは、土地の形状や性質の変更のことで、宅地造成、土地の掘削、開墾等が該当し、着手する30日前までに届け出る必要があります。
また、3,000uは掘削面積と盛土する面積の合計とされおり、敷地面積とは異なるので注意が必要です。(ただし、条例によって敷地面積が3,000u以上とされる地域もあります)
全国で土壌汚染の調査は、2007年に12,426件、2008年には8,736件行われました。そのうち、約90%が法規制に関係なく土地売買の時などに自主的に行われています。((社)土壌環境センター調べ) 
融資を受ける際に銀行やファンドから調査を要求されることがほとんどです。 土壌汚染調査にはフェーズ1〜3まであり、数字が上がるごとに詳細な調査になっていきます。
フェーズ1は地歴調査で、実際に土壌を分析するのはフェーズ2からとなります。

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